2016年2月22日月曜日

神様の願い

神様は私たちに、成功してほしいなんて思っていません。ただ、挑戦することを望んでいるだけよ。
by マザー・テレサ

God doesn't require us to succeed; he only requires that you try.

2016年2月16日火曜日

同じようで違う日々

​私たちが毎日同じように歩いている道も、厳密に言えば、毎日同じではありえない。​
つまり私たちは同じことを繰り返しているように見えても、本当はすべて新しい体験の連続なのだ。

そう考えると、明日はどんな新しいことがあるのか、ワクワクする。
そして、一瞬一瞬を大切に、もっとすべてに注意深く生きようと思う。

2016年2月15日月曜日

後悔しない決断

後悔しない決断をするには、どうすればよいだろう。

将来予測や期待値計算に基づく決断は、後悔につながる確率をゼロにはできない。
「今こうした方が、将来得だろう」と思っても、状況が期待通りにはならないからだ。

後悔しない決断は、将来の予測や期待に基づかない。
「損得なんて関係ない。ただ、これをしたい」と思えたとき、それは後悔しない決断になる。

2016年2月12日金曜日

幸福論の大事さ

三木清という哲学者は、
「幸福について考えないことは今日の人間の特徴である」
と言った。(人生論ノート)

その通りかもしれない。

どうすれば、勝てるか、儲かるか、出世できるかといった方法論を考えることも大事だろう。
しかし、どうすれば幸せになれるのかという、幸福論を考えもしないというのは残念である。

最も残念なのは、それらの方法論が、幸福論だと勘違いすることだろう。
しかし、私たちは案外、そんな勘違いを本気で信じたまま、何十歳にもなっているのではないだろうか。

2016年2月11日木曜日

大きな人とは

子供は自分の「やりたいこと」を知っている。

しかし私たちは"大人"になるために、自分の「やりたいこと」を忘れ、「他人が自分にやってほしいと思うこと」ばかりを意識する。

だが、偉大なる大人、すなわち"偉人"は、「やりたいこと」を忘れなかった人なのではないだろうか。

2016年2月5日金曜日

未来が不確定だからこそ、人は頑張る

自分の将来を安心できるものと考えることは、良いことだろうか。それとも良くないことだろうか。
​人は安心を求めて努力する。それは、ちっとも間違ってはいないと思う。
​けれども人は、ひとたび安心してしまったら、その後は停滞してしまう。​

​未来が不確定だからこそ、人は頑張る。

だから私は、人事コンサルタントとして、特にシニア社員のモチベーションアップをはかるときは、あえて社員が安心してしまわないように、未来のさまざまな可能性を示し、期待と不安でドキドキしながら生きられるようなキャリアパスを提案することがある。

2016年2月2日火曜日

違うけど、好き

人の意見や感性が、自分のそれと違うことで、私たちは苦しみます。
特に、自分と同じであってほしい人の意見や感性が違うと、私たちは非常に苦しみます。

けれど本質的に、人はそれぞれであり、違います。

一方で、その人が自分と「違う」ということは、その人を「嫌い」と思うこととは別であるはずです。
「違う」ということは客観的に受け止めつつ、それでも「好き」と思うことは、できるはずです。

"違い"を、どれだけ受容できるか。
それは、私たちの器の問題でもあると思います。

2016年2月1日月曜日

職場の差別用語をなくそう

​日本人が何気なく使っている「​
正社員
​」​
という言葉は、法律的にはどこにも規定されていない、ただの習慣的呼称にすぎません。

同様に、
「非正社員」「​非正規社員」​
​​
という
​言葉も、法律的には存在しません。

私たちは、(
定年まで
​)​
無期限に雇用している社員を正社員と呼び、​有期契約を結んでいる社員を非
​正社員などと呼んでいるだけなのです。

しかし、有期契約だからといって、「非」と呼ばれるいわれが果たしてあるのでしょうか。

もしかすると、こうした人の呼び方は、21世紀に残る差別用語なのかもしれません。

私は最近のセミナーなどでは、別の呼称を提案しています。