しかし、テクノロジー時代のリーダーには、今まで以上の何かが求められる。
今までのリーダーは、「ビジョナリー」であることが求められた。
これを「志」と訳すこともあり、だからリーダーは「志士」であることが大事である。
テクノロジーで世界を変えるリーダーには、これに加えて「イマジナリー」であることが求められる。
これを訳せば「夢」となり、だからリーダーは「夢想家」でなければならない。
テクノロジーの知識は大事だ。
けれど、イマジネーションなき技術者は、ただの技術者にすぎない。
夢のプロダクト、夢のサービス、夢の世界を、テクノロジーを使って実現するのだ。
だから、夢想家ではあっても、実現力のある夢想家でなければならない。
今までのリーダーは、志を立てて実現する人。
テクノロジー時代のリーダーは、夢を描いて実現する人である。
テクノロジー時代のリーダーは、「ビジョナリー・プラス・イマジナリー」であるとも言えるし、「Willful Dreamer (実現せずにはいられない夢想家)」であるとも言えるだろう。