経営において最も難しいことの一つは、後継者を確保することだと言われる。
経営者は、経営者として生き始めた瞬間から、この問題と取り組まなくてはならない。
けれどそれは、経営者だけのことではないのかもしれない。
人はいつか死ぬ。
だから生きとし生ける人はみな、何らかの意味で、自分の後を継ぐ者を持とうと意識し努力しなければならないのではないだろうか。
哲学の開祖ともいうべきギリシャの哲人ソクラテスは、「人はただ生きるだけではだめで、よりよく生きなければならない」と言いました。 効率的な稼ぎ方や、効果的な出世の仕方といった技術を身につけることも大切ですが、正しい生き方とは何か、真善美とは何かといった、哲学を身につけることも人として生きるために重要です。 このブログでは、日々の気づきのかけらを通じ、現代の哲学を考えていきたいと思います。
頭のいい人と話すといい。新しい考え方を吸収できるから。
経験豊富な人と話すといい。人生の幅が広がるから。
やさしい人と話すといい。自分もやさしくなれるから。
●池田洋一郎(いけだ・よういちろう*音楽家)