2015年8月4日火曜日

後を継ぐ者

経営において最も難しいことの一つは、後継者を確保することだと言われる。
経営者は、経営者として生き始めた瞬間から、この問題と取り組まなくてはならない。
けれどそれは、経営者だけのことではないのかもしれない。

人はいつか死ぬ。

だから生きとし生ける人はみな、何らかの意味で、自分の後を継ぐ者を持とうと意識し努力しなければならないのではないだろうか。 

2015年7月23日木曜日

師と出会う時機


タオ(道)心理学という心理学の一派には、

「弟子の準備ができた時、師との出会いがやってくる」

という言葉があります。

2015年7月20日月曜日

右利きと左利き

内向的か外向的かといった性格の違いは、右利き左利きという身体の違いと同じだ。
左右の違いは、上下優劣の違いでもなければ、前向き後ろ向きという違いでもない。

それでも人は、「自分は人とは違う」ということを気にする。
他者にも、「あなたは人とは違う」ということを気にさせる。

人と人は違う。それは厳然たる事実だ。ならば、
違いは直すべきなのか、同じにすべきなのか、それとも第三の道があるのか。

「異文化マネジメント」でも向き合うテーマだが、あなたはどう思うだろう。

2015年7月19日日曜日

無理を超える

無理をする生き方と、無理のない生き方。
君はどちらを選ぶだろう。

最初から無理のない生き方をする人は、大きくなれない。
大きくなるためには、まずは無理をしなければならない。
けれど大きくなろうと無理しても、そのうち限界がくる。

無理をする生き方の先に、無理なく大きくなれる生き方がある。
人として最後に一番大きくなる人は、無理ののちに、無理のない生き方をする人なのだと思う。

2015年7月17日金曜日

自信と謙虚

「自信が有るか、無いか」という軸と、「謙虚か、傲慢か」という軸とは全く別の次元軸です。
だから、「自信があり、謙虚でもある」ことは無理でも何でもありません。

むしろ、自信の無い人は、卑屈にはなれても謙虚にはなれないと思います。

2015年7月16日木曜日

ワインが熟成されるように

常にハイテンションでいることや動いていることは、良いことでしょうか、それとも悪いことでしょうか。

人は本来、陰陽のバランスの上に生きています。

ハイテンションで動くことは大事。
けれど時に、何もしないでいることは、良いワインが熟成を必要とするように、人としての味わいを深くしてくれるかもしれません。

そういう時間を、大切に味わいたいと私は思います。

2015年7月15日水曜日

物語をつくろう

失敗しても、低迷しても、そこから頑張って何かを成す人の物語を、自分でつくり、次代に語ろう。

2015年7月14日火曜日

息する姿勢、生きる姿勢

ため息をつきたくなる時は、私もふくめ誰にでも必ずあると思います。
そういう時、試しに胸を張った状態で、ため息をついてみてください。
たぶん、ため息はつけないと思います。

胸を張った状態で口から大きく息を吐くと、それは武道で言う「息吹き(いぶき)」となります。
それは、臍下丹田(せいかたんでん)に力がこもる、力強い呼吸です。

ため息をつく時にすら胸を張ることを忘れない人には、内から力が湧いてくるように、人の体というものは精妙にできているようです。

2015年7月13日月曜日

マインドフルネスを日本語にすると

マインドフルネスというものが注目されていますが、これには日本語訳が無いとされています。
ただ、実践してみると、これは「無心」と訳してもよいのかもしれないと感じます。

マインドが「フル」である状態と、心が「無」である状態。
表面的には、それらは真逆の表現といえます。

しかし、心に邪心も不安も雑念も無い状態というのは、「何も無い」空虚な状態ではなく、むしろ「ゆるぎない透明な何か」で心が満たされている状態です。
本質的には、「無心である状態」とは、「マインドがフルである状態」と同じことを指しているのではないかと思います。

「無心」を英訳すると、どうなるでしょう?

2015年7月12日日曜日

演じる技術

皆さんは、「演じること」を学んだことは、ありますか?
大学で教える演技と、名優が教える演技に学んでみました。

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2015年7月10日金曜日

恐れを知る

人生の前半戦では、おそれを知らないことが挑戦と成長につながるけれど、人生の後半戦では、世の中のこわさを知り、知りながらなお挑戦することで、次元の違う高みへ成長することができるのです。

恐れを知らない人であることは、良いことと思いますか? それとも良くないことと思いますか?
皆さんは、恐れを知らない人でありたいですか? それとも恐れを知る人に、なりたいですか?

2015年7月9日木曜日

相手より先に

芸人から国会議員になった西川きよしは、
「相手より先に挨拶できなければ負け」
と言っているが、それは相手に負けるという意味だけではなく、自分に負けるということでもあるのだろう。

2015年7月8日水曜日

半分は人のため

「半分は自分のため、半分は人のため」

私たちの生活は、この絶妙なバランスの上に成り立っている。

この何気ない、当たり前かもしれない姿の大切さを、これからどんな苦難に遭遇しても忘れないようにしたい。

2015年7月7日火曜日

涙はまだ出ない

大切なものを失っても、心のカケラが欠けても、自分にはまだやるべきことがあると強く思っているうちは、涙はまだ出ない。
そう実感する日。

2015年7月6日月曜日

あなたたちがいるから

あなたたちがいるから、私は生きられる。

それが、生きていることの真実の一つだと思う。

2015年7月5日日曜日

謙虚に学ぼう

上には上がいる。
そこからは、謙虚に学ぼう。

自分より上がいるということは、「自分は下である」ということではない。
「自分には、可能性がある」ということなのだから。

2015年7月4日土曜日

人の気持ちを研究する

「研究所は人間の気持ちを研究するところであって、技術を研究するところではない」

本田技研(ホンダ)
本田宗一郎

2015年7月3日金曜日

自分に何を問いかける?

的はずれな質問は、的はずれな答えを招く。
つまり、質問を間違えれば、我々は失敗する。
ならば私たちは、自分自身に対しては、何を問いかけながら日々を生きているだろう。
それを改めて厳しく考えたい。

2015年7月2日木曜日

挑戦と恐怖

何かに挑戦することは怖い。
でも、こわいからこそ油断せず、自分の身を律することができる。
だから、怖いと思う気持ちを大切にしつつ、挑戦をしよう。

2015年7月1日水曜日

栄光と陰徳

栄光を求める生き方と、陰徳を積む生き方。
あなたの心は、どちらを志向していますか。

どちらも頑張ることだから、どちらも等しく報われます。
けれど両者が違うのは、栄光を求める生き方にとって、報いは「目的」であるのに対し、陰徳を積む生き方では、報いは「結果」であることです。

「目的」は最初から見える。けれど、「結果」は起こるまで見えない。
だから栄光を求める人は、想像した通りに報われるのに対し、陰徳を積む人は、自分でも想像もつかなかった形で報われるのです。

2015年6月30日火曜日

頭の良さと、心の広さ

頭の良さも大事だが、心の広さも目指したい。

問題は、頭でいくら考えても、心は広くならないことです。

むしろ、心を広くするには、自分の中の理屈をいったん捨て去る勇気を持たなければなりません。

そういう意味で、心の広い人とは、勇気のある人のことなのかもしれません。

2015年6月29日月曜日

力と自覚

無自覚な者が力を持つことほど、怖いことはありません。

力を持つべきあなたには、力とともに自覚を持つことが求められます。

2015年6月28日日曜日

「よりどころ」を持とう

迷いを消し、発想の原点となる「拠り所」をもっている人は、持たない人よりも前に進めます。

自分の中の経典ともいうべき原理原則となる言葉。
それが「よりどころ」です。

2015年6月27日土曜日

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2015年6月26日金曜日

器の大きい上司

器の大きい上司とは、自分より優秀な部下を使いこなせる人のことだと思います。

だから器の大きい上司は、部下に敬意をはらい、部下の言葉をよく聞き、顧客に対しては自分ではなく部下を売り込み、自分は余計な邪魔をしないよう、後ろに下がっているものです。

2015年6月25日木曜日

上司は部下の最高の応援者であれ

こういう仕事をしていると、いろいろな管理者や経営者とお会いするが、中には部下が一生懸命に開拓しようとしている仕事について、冗談めかして「あんなことやっても、ダメだよ」と公言する人がいる。

そういう言動こそ、絶対にダメだ。
経営者と上司は、部下にとって最大最高の応援者でなければ。

2015年6月24日水曜日

ストレスの中の自由

ストレスがかかった中での自由が、本物の自由だと思う。

だから、ストレスがかかる状態を選び、その中で自由を得、自在に動ける訓練をしよう。

2015年6月23日火曜日

話すといい

頭のいい人と話すといい。新しい考え方を吸収できるから。
経験豊富な人と話すといい。人生の幅が広がるから。
やさしい人と話すといい。自分もやさしくなれるから。

●池田洋一郎(いけだ・よういちろう*音楽家)

2015年6月22日月曜日

演じる心

「演じる」ということを、君は良いものと思うだろうか。
それとも悪いものと思うだろうか。

自分の心にふたをして、自分を欺いてはいけない。

けれど、異なる自分を演じることは、自分を欺くことにはならないと、僕は思う。
なぜなら、異なる人を演じることで、異なる人の心を学ぶことが、できるからだ。
それは、多様な価値観の吸収過程といえる。

いつか自分の心の中に、全く異なる価値観が、全く等しく愛おしく思える時がくる。
それは、いわば異なる価値観を持つ複数の人格が、自分という一つの器の中で、異なったまま統合された状態になるということだ。
「複雑なる一個の自己」を生むことだ。

そして、その複雑な自分から、時と場合と相手に応じ、適切でシンプルな言葉が出てくるように、知性を磨き、言語化スキルを磨いていけば、君の口から出る言葉は「言霊」(ことだま)となって、人の心に染み入るだろう。

2015年6月21日日曜日

二本の手

あなたは幸せになるために2本の手があることに気付くでしょう。
1本は自分のために何かをする手、
そしてもう1本は他人のために差しのべる手です。

オードリー・ヘップバーン

2015年6月20日土曜日

成功の理由

選手生活の中で9000本以上のシュートをミスした。
300回近く試合に負けた。
26回ウイニングショットを任されて失敗した。

人生の中でなんどもなんども繰り返し私は失敗した。

それが私が成功した理由だ。

マイケル・ジョーダン

2015年6月18日木曜日

夢を形に

経営とは、夢を形にすることだ。

永守重信(ながもり・しげのぶ)日本電産 創業者
(1944年8月生まれ。28歳の時に京都市のプレハブ小屋で日本電産を創業。ハードディスク駆動装置用モーターで断トツの世界シェアを獲得、自動車用などでもトップ製品を次々と生み出す。猛烈な働きぶりと不況をモノともしない攻めの経営で知られる)

2015年6月17日水曜日

次元の高い仕事観とは?

自分のために仕事をすること、
家族のために仕事をすること、
顧客のために仕事をすること、
社会のために仕事をすること。
どれが最も次元の高い仕事観だと、あなたは思いますか?

「次元が高い」とは、一次元より二次元、二次元より三次元のことをいいます。
つまり次元の高い仕事観とは、多軸的な仕事観のことです。

たとえば、自分のためにだけ働く人は、次元が低い。家族のためにだけ働く人も、次元は低い。
けれど、たとえ社会のために働こうと、家族のために仕事をしている自覚のない人は、やはり次元が低いのです。
なぜなら、それらは全て一つの軸、一次元でしか仕事を考えていないからです。

一つの仕事をするときに、同時に何人のために働けるか。
この軸が多い人ほど、次元の高い仕事観を持つ人なのです。

2015年6月16日火曜日

2015年6月15日月曜日

ジョブスの人生論

旅の終着点は問題じゃない。
旅の途中で、どれだけ楽しいことをやり遂げているかが重要なのだ。
(スティーブ・ジョブス)

2015年6月14日日曜日

記録をしよう

気づいたこと、感じたこと、疑問に思うこと、
それら全てを書いて残そう。

記録は人生の財産になります。

2015年6月13日土曜日

メルマガ「自分を変える技術と哲学」

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過去は背負って生きるもの

過去ばかり見て、いつまでも後悔していてはだめだ。
過去は背負って生きるもの。いつまでも見ているものではない。

過去を背負い、
未来を見つめ、
現在(いま)を生きよう。

それが賢人の生き方であるように、さまざまな先人を見て思います。

2015年6月11日木曜日

職場で笑おう

笑いは、利害対立のある人同士でも仲間にしてしまう魔法の薬だ。
笑いは、ばらばらな組織を一つにまとめ、沈滞したムードを活性化もさせる。
そして、笑いは、苦しみを吹き飛ばし未来へのエネルギーをも与えてくれる。
だから、職場で笑おう。

2015年6月10日水曜日

2015年6月9日火曜日

器の大きな人になるには

器の大きい人とは、たとえば多様な価値観を理解することのできる人です。
たとえ頭の回転が早くても、他者の価値観を理解できない人の器は小さい。

異なる価値観を心から理解できるためには、自分の心の中にそれら多様な価値観が存在していなければなりません。
だから、自分の中にどれだけ多様な価値観を持てるか。
自分が持っていなかった異なる考え方を知り、それを呑み込めるか。

物事のあり方や正しい生き方の定義を一つだけ持つのではなく、異なる定義や正義を自分の中に持ちながら生きるという、複雑な生き方をする。
その挑戦が、自分の器を大きくするのです。

2015年6月8日月曜日

理念はどうすれば持てるか

理念は、つくるものではなく、見つけるものだ。

「何がよいか」などと考えるのは、それ自体がすでに他人事の視点に立っている。
今までの自分(たち)は、何を大切に生きてきたのか。それは、未来にも通じる何かなのか。

自らの裡に、未来を拓く理念はある。すでにある。
だからそれを、見つけることが大切なのだと思う。

2015年6月7日日曜日

変化を乗り切る羅針盤

環境が変化すると、人はどうしてよいか迷う。
動物的に反応したり、ただ群れの向かう方に盲従したりする人もいる。

だがそのときに、自分の道を選べる人もいる。
迷いの中で、迷いを少なくしてくれる羅針盤となるのが、価値観だ。

人生の羅針盤となる価値観は、しかし多くの人には見えない。自覚していないからだ。
だから自らの価値観をしっかり見つめ、見えない羅針盤を心の眼で見えるようにしたい。

2015年6月6日土曜日

「目標達成ぐせ」をつける方法

毎日の暮らしのなかで、ちょっとした目標を何にでも立て、それを達成して達成感を感じるようにしよう。

このサイクルを繰り返していくと、目標を立てることが喜びになり習慣となり、目標を達成することが当然となり習慣となります。

2015年6月5日金曜日

マナー良く

「良いマナーは、小さな犠牲から生まれる」
by エマーソン (アメリカの哲学者、著述家)

2015年6月4日木曜日

善の基準はどこにある?

正しい行いとはなにか?

たとえばドイツの哲学者カントは、
「ある行動が道徳的であるかどうかは、
その行動がもたらす結果ではなく、
その行動を起こす意図で決まる」
という。

2015年6月3日水曜日

全ての人を活かせ

人を活かす達人になろう
活かす人とは、部下ばかりではない
上司も、顧客も、同僚も、君に活かされたがっているのだ

2015年6月2日火曜日

「賢-愚」には「大-小」がある

「賢-愚」には、それぞれ「大-小」がある。
つまり「大賢、小賢、大愚、小愚」がある。

「大賢」につながるのは「大愚」であって「小賢」ではない。
最後に賢者となる者は、最初は愚者と見なされるからだ。
先人を見れば、それは実証できるだろう。

小賢しく生きる者は、プチ愚か者として終わる。
「小賢しさ」をいくら突きつめても、大物にはなれないからだ。

君は、どの道を選び、進んでいるだろう。

2015年6月1日月曜日

利他主義と利己主義

利他主義は良いこと。利己主義は悪いこと。
そんなふうに子供は教わって育つ。

しかし大人にとって、それは真実だろうか。
たとえば、自分の力で人を幸せにしたいと願うのは、利他主義だろうか、それとも利己主義だろうか。

2015年5月30日土曜日

マインドフルネスを持つ


いまハーバードやスタンフォードがこぞって研究し、グーグルも米軍もこぞって導入しているのが、マインドフルネス・トレーニングだ。

マインドフルネスについてはメルマガでも紹介したが、これはこれからの強く生きる技術として、身につける者と身につけない者との間で大きな差が生まれる、重要必須スキルだと思う。

2015年5月29日金曜日

安楽か苦痛か

生きる上では、苦痛よりは安楽のほうがいい。
しかし、最初から安楽を目指す人と、苦痛の先にある安楽を求める人とでは、得られる安楽の中身が違う

2015年5月28日木曜日

正誤と正邪

正誤だけでなく正邪を、損得だけでなく善悪を、考えながら日々を生きたい。

2015年5月27日水曜日

人は未来を選べない

人は未来を選べない。選べるのは今だけだ。
いま、何をするか、どうするかの選択が、結果としてまだ見ぬ未来を作るのだ。
だから、未来のことを心配したくなるのはわかるが、それは人知を超えたことを心配しているわけで、未来のことを心配する時間があるのなら、今をもっと大事に気にするほうがいい。

2015年5月26日火曜日

心の栄養補給

現代人は、体の栄養は十分でも、心が栄養失調になっているかもしれない。
心の栄養補給を、心がけよう。

2015年5月25日月曜日

怖さを、大切にしよう

何かに挑戦することは恐い。
でも、こわいからこそ油断せず、自分の身を律することができる。
だから、恐いと思う気持ちはあってよい。
それを大切にしながら、なお進むのであれば。

2015年5月24日日曜日

セルフディベートをしよう


意思決定する際には、「すべき」と「すべきでない」の両方から十分な検討をすることが大事。
自分の中で、ディベートをする習慣をつけたい。

2015年5月23日土曜日

話せぬ生命(いのち)と対話する

動物や赤ん坊といった、言葉を発することはできないけれど確かに情動のある生き物と、言葉を使わず対話しようと試みることは、とても重要なトレーニングだと思います。

それは、人として磨くべき「センシティビテイ」を高めることにつながります。
言葉と理屈では得られないものが、人の持つべき能力にはあると思うのです。

2015年5月22日金曜日

長い長い物語

私たちの世界や、会社や、家族は皆、鎖のように連なる長い長い物語をもっている。
そして私たち1人1人はみな、その長い物語の一部をなしている。

勝手に生きているように見えても、なお私たちは長い物語の一部なのだ。
だからどの人生も貴く、互いに無関係に見えても、深く関わりあっているのだ。

鎖のように無限に連なる物語の中で、君はどんな物語を紡ぎたいだろう。
将来、物語を見る人に、自分はどんな登場人物であったと記憶されたいだろう。

自分の道を思うとき、そんなことも考えたい。

2015年5月21日木曜日

罪悪感は、貴い

罪悪感は、人に「ごめんなさい」と心の中で謝る気持ちです。

こういう気持ちを感じずに過ごすことができる人は幸いだと思います。
けれど、こういう気持ちを感じながら生きている人もまた、幸いだと思うのです。
なぜなら、罪悪感は、貴い気持ちだからです。

罪悪感があるからこそ、われわれは未来に向けて強く自分を叱咤できる。

だから罪悪感は否定せず、大切な今の自分の気持ちとして大事に抱えながら生きていってくれればいい。
私は、そう思います。

2015年5月20日水曜日

限界を超える習慣

何かをやっていて、「もう限界だ」と思うとき、それは大抵、自分の心がつくる限界で、本当の限界はもっと先にあります。
ですから、「もうだめだ」と思ったところから、あと少しだけ、伸びてみる。
限界を超える習慣を、つけたいものです。


ただ、これをやり過ぎると体を壊しかねませんので、これをやるのは体調が悪くないときに。
一日一回、一緒にやっていきましょう。 

2015年5月19日火曜日

終わらない思い

まだ終わらない、終わりたくないという思いが無限の粘りを生む。フローを生む。

2015年5月18日月曜日

思考のスピード

思考のスピードを目的にすることは、結果として思考を浅くする恐れがあるのでおすすめしませんが、
言葉を使わずに思考する訓練をすると、結果的に超絶的な速さの思考が可能になります。

2015年5月17日日曜日

目指すもの

安定より、成長を目指したい

日々、ダム式経営

松下幸之助氏は、ダム式経営の大切さを説いておられます。
一言でいえば、なにごとにも余裕を持て、という意味です。
私たちの生活も一つの経営とするならば、この原則は使えます。

たとえば自分の力をいつも100パーセント出すのは素晴らしいことです。
ですが、目標を100パーセント達成するのに自分の時間やエネルギーがいつも100パーセント必要になってしまうということは、必ずしも良いこととは言えないでしょう。

たとえば100パーセントの目標を達成するのに、80パーセントの時間やエネルギーで済むように工夫する。
そして、余裕分の20パーセントについては、不測の事態に充てたり、将来への勉強に投資したり、目標を120パーセント達成するのもよいでしょうし、あるいはたまにはゆったりと人生を楽しみ味わってみるのもよい。

余裕を持つことは、スローダウンすることではなく、人生をより豊かにする未来戦略なのでは、ないでしょうか。